最近チャートを見ていて面白い現象に気付きました——ファンダメンタルズと価格動向がまったく噛み合っていません。

ある大手のコンプライアンス取引所での大口注文（1万〜100万ドル規模）が最近ネット買い越しに転じています。つまり、大口投資家がひそかにポジションを構築し始めているということです。しかし月足RSIを見ると、すでに買われすぎの領域から60%付近まで下落しています。過去のデータを調べてみると、この水準では再び動き出すまでに200〜300日かかることが多いです。このペースでいくと、本当の底は来年中盤から第4四半期まで待たないといけないかもしれません。

さらに矛盾しているのは：機関投資家の買い越し量が明らかにマイナーの産出を上回っている（構造的な需要が供給を超えている）のに、価格はまだレンジで上下している点です。

**要するに：クジラがコインを溜め込んでいるが、市場の勢いはすでに尽きている。**

クジラが底値圏で「ゆっくり買い集める」行動は、確かに長期の仕込みのサインです。ただし、クジラの買い＝即座の急騰というわけではありません——短期的には価格はまだセンチメントに抑えられます。テクニカル的には、月足RSIの下降は市場がサイクル中盤の“我慢の時期”に入ったことを意味し、大幅上昇はほぼ期待できません。経験的にも、こういった調整は最低でも数ヶ月は続き、この時期は頻繁な売買よりも忍耐力が重要です。

マクロ環境もあまり追い風ではありません。仮にFRBが利下げしても、景気後退リスクが流動性危機を引き起こす可能性はあります。以前、ある取引所のプレミアム指数が一時プラスになったものの、再び変動し始めており、個人投資家の信頼感が依然として脆弱なことが伺えます。

**では、今どうすればいいのか？**

私の考えはこうです：
- ポジションは半分程度に抑え、残りの50%は現金で、60Kや55Kなどの主要サポート付近に分割指値注文を入れておく
- メンタルを整える。サイクル中盤は「耐える」局面であって「トレードする」局面ではない。他人の利益報告を見てFOMOしない
- ファンダメンタルズを注視——機関投資家の継続的な買いが長期の安心材料。短期的なノイズは無視してOK

結局、こういう時期は「どれだけ我慢できるか」が勝負です。