
(出典:21Shares)
Cboe BZX取引所は、21Shares Spot XRP ETFの上場および登録を正式に承認しました。2025年12月10日、同取引所は米国証券取引委員会(SEC)に必要書類を提出しています。SECが最終通知を発行すれば、ETFは正式に上場可能となり、最短で翌日から取引が開始される見込みです。
この承認により、Spot XRP ETFのラインナップはさらに拡大します。現在の申請者にはRex Osprey、Canary Capital、Franklin Templeton、Bitwise、Grayscale、そしてVolatility SharesやProSharesといった先物型プロバイダーが名を連ねています。
ETF関連の話題が盛り上がる中、XRPは2ドル付近で推移を続け、複数週にわたる下落トレンドからの反転には至っていません。短期的なボラティリティは継続していますが、日足チャートで強気のダイバージェンスが現れたことで、さらなる急落を避けて横ばいで推移しています。
現在、XRPは2.00ドル~2.25ドルのレンジでサポートを模索しています。このゾーンを下抜けた場合、1.90ドルや1.80ドルで追加サポートが期待でき、主なレジスタンスは2.20ドルに位置しています。
暗号資産アナリストJavon Marks氏は、過去の強気相場でXRPがBitcoinを大きくアウトパフォームした点に注目しています。XRPは主要なラリーでBTCを240%以上上回るリターンを記録し、価格は570%超の上昇を見せました。Marks氏は過去の傾向から、XRPが今後再びBTCを600%以上アウトパフォームする可能性があると予測し、長期的な価格目標を14ドル超に設定しています。
XRP現物取引を今すぐ開始:https://www.gate.com/trade/XRP_USDT

週足チャートでは顕著な弱気ダイバージェンスが続き、ここ数カ月XRPは強い下落圧力にさらされています。一方、日足チャートの強気ダイバージェンスが下支えとなり、急落ではなく横ばいでの推移が続いています。多くのアナリストは、XRPの短期的な値動きがBitcoinの動向に強く連動すると見ています。BTCがレジスタンスゾーン付近で推移する限り、XRPもレンジ内での動きが続き、新たな市場材料を待つ展開となるでしょう。2.20ドルを上抜ければ短期的な上昇が見込まれ、2.00ドルを下回れば下値サポートのテストに向かう可能性があります。





