11月5日、この日はイーサリアムの動きがかなり激しかった。

3000ドルの重要なラインをほぼ維持できず、3100ドルもあっさり割り込んだ。1日で10%以上の下落を記録し、600ポイント以上も急落した。このような相場でロングポジションを持ち続けるのはどれだけ不安か想像できるだろう。でも振り返れば、昨日の大きな出来高を伴う暴落の後、今日はおそらく修復の反発が来る可能性が高い。

今空売りを追いかけるべきか？私は少し待つことを勧める。今の戦略は高値で素直に空売りを仕掛け、1〜2時間足の抵抗線に注目しておくのが良い。日足の大きな出来高を伴う下落は、短期的な底値が静かに形成されつつあるサインかもしれない。市場は今後しばらくレンジ相場を続け、その後どちらに動くかを決めるだろう。単一方向のトレンドに期待しすぎず、買いと売りの双方がしのぎを削っている状況だ。買い手もまだ苦戦しているはずだ。

市場には面白い現象もある。いくつかの大手機関がこの低位でこっそりと資金を蓄えている兆候も見られる。もしこれが本当なら、今後の下げ止まりや反発の火種になる可能性もある。そしてイーサリアムのステーキング量は依然として高水準を維持しており、長期的なファンダメンタルズは堅実だ。ただし、もしも価格が3170ドル（黄金比0.5のライン）を下回ると、さらに深い下落に巻き込まれる恐れもある。

テクニカル面を見てみると：
短期のサポートは現在3050ドル付近に位置している。これは7月のサポート・レジスタンスの切り替わりポイントであり、また深夜の最安値とも一致している。上側には3350〜3400ドルのゾーンに注目すべきだ。ここはサポート・レジスタンスの切り替わり地点であり、1時間足のEMA21やボリンジャーバンドのミドルラインの圧力もかかっている。ここで空売りのポジションを構築するのも一つの戦略だ。

本格的なトレンドの反転は、米国の政府の閉鎖問題が解決するまで待つ必要があるかもしれない。今の市場状況では、慎重さを優先すべきだ。