誰も望まなかったSHIBの急騰：1,000億トークンがウォレットではなく取引所に大量流入

シバイヌ（Shiba Inu）は先週、1000億トークンの流入を受けました。表面上は強気のサインに見えますが、実際には最悪の場所で起きているのです。

何が起こったのか？CryptoQuantのデータによると、取引所の準備金が85.1兆SHIBトークンに膨れ上がっています。これは保有者の資産ではなく、取引所の蓄積です。歴史的に見ると、こうした取引所にトークンが積み上がると、「誰かが売り抜けようとしている」サインと見なされます。

チャートは嘘をつかない

SHIBは10月初旬から下降三角持ち合いのパターンに入り、ほぼ動きが止まっています。100日EMA（指数移動平均線）と三角の上限を超えようとするたびに、売り手が現れて押し戻しています。現在の価格は約0.0000127ドル付近で、抵抗線の0.0000135ドルを突破できていません。

取引量も減少しており、個人投資家の関心が薄れていることを示しています。今は供給側が需要を圧倒している状態です。

次に何が起こるのか？

もしこれらの取引所準備金が売却されて流動性が高まれば、SHIBは0.0000120ドルのサポートラインに向かって下落するか、あるいはそのラインを突き抜けてしまう可能性があります。本当の転換点は、取引所の準備金が減少し（実際の買い増しを示す）、かつ100EMAを明確に上抜けることです。これらがなければ、弱気圧力は継続します。

結論：取引所の注文板に積まれたトークンが増えることは、必ずしも良いことではありません。売却待ちの状態にあるトークンが多いと、逆にリスクが高まるのです。