大象を冷蔵庫に入れるには3つのステップが必要です🐘

では、@irys_xyzがArweaveに取って代わるにはいくつのステップが必要でしょうか？

もちろん、これは「エコシステムの弟分」から「データの新王」への進化の道であり、
単なる技術のイテレーション以上のものです。

Irysはすでにテストネットで10億件超の取引を完了し、ピークTPSは10万に達しています。速度とプログラマビリティに明らかな優位性を示していますが、「永続性」や歴史的ストレージ規模の面では、すでに7年運用されているArweaveに遅れをとっています。

距離を縮めて超えるためには、私は4つのステップが必要だと考えています。

第一歩、メインネットのリリースとデータ移行を完了させる
Irysのメインネットは2025年第4四半期にリリース予定で、高性能（≥100K TPS）を維持しつつ、多チェーン支払いを全面的にサポートします。同時に、「ワンクリック移行」SDKを正式にリリースし、開発者が旧版irys/sdkから新版irys/uploadへ移行できるようにします。これにより、ブラウザ、Node.js、WASMのフルスタック対応が可能になります。

移行プロセスでは、Data IDの双方向マッピング機能も有効になり、移行後の取引IDが元のArweaveチェーンと検証可能な参照を保持し、「チェーン喪失」の懸念を根本的に排除します。

第二歩、コンセンサスと経済モデルの検証
IrysはPoWとPoSのハイブリッドインセンティブメカニズムを採用しており、半年以内に安定したブロック生成と、ストレージ収入の40％未満のブロックコスト維持を実現する必要があります。ノードの収益が年率10％以上安定していれば、その長期的な経済持続性が証明されます。

これが達成できれば、IrysはArweaveに依存せず、独立した価値ネットワークとなることができるでしょう。

第三歩、エコシステムの複製と超越
「Programmable Datachain」のストーリーを活用して、新規開発者を引き込み、少なくとも半数のArweaveアプリケーションの移行またはデュアル展開を促進します。そして、AIやDePINのシナリオで、百万人規模のアクティブなフラッグシップアプリケーションを生み出します。

その時点で、Irysのプログラム可能なストレージは速度の優位性からアプリケーションの爆発力へと変わるでしょう。

第四歩、ブランドとコミュニティのストーリーの逆転
一定期間の蓄積を経て、Irysは正式にブランドの切り替えを行い、「Arweave for archives, Irys for active data」と公表し、データクラウドインフラの第一選択へと全面的にアップグレードします。

市場面では、過去のBundlrの付属という印象を薄め、ブランドのリブランディングや大規模ハッカソンを通じて、開発者にとってIrysを次世代のデータクラウドインフラと位置付け、Arweaveの延長線上ではないことを示します。

結び
本当にこの段階まで到達できれば、おめでとうございます。再び歴史の証人となるのです。
これはIrysの転換点であるとともに、分散型ストレージのストーリーの再構築の始まりです。

最初のバイトがArweaveのアーカイブ層からIrysのプログラム可能な世界へと踏み出すとき、永続ストレージの定義は新たに書き換えられます。この栄光の進化の旅は、今まさに始まったばかりです...