向黎：12月8日朝のビットコイン・イーサリアムの取引と分析

未明の市場は非常に活発で、ロングとショートの攻防が激しく、重要なゾーンでは一進一退の展開となりました。ビットコインは87,688で底打ちした後、力強く反発し、最高で直近高値の91,722に到達しましたが、残念ながらその水準を維持できず、上昇の勢いを継続できませんでした。その後は約3,000ポイント下落し、88,890付近まで下がり、現在はやや回復しつつ90,000台でチャンスを伺っています。イーサリアムもビットコインに連動した動きを見せ、2,903から上昇を開始し、一気に3,150の高値まで上昇。その後は高値で反落し、3,010付近まで戻り、現在は3,050付近で小休止しています。

日足レベルで見ると、全体のトレンドは依然として弱気が優勢です。KDJ指標は現在強気エリアで推移しているものの、KDの2本線は高値圏でデッドクロスの形ができており、下落のシグナルが徐々に明確になりつつあります。同時にRSI指標の3本線は横ばいで弱気エリアにあり、上昇の勢いが不足しているため、上値を試みても攻めきれず、長引くほど下落の可能性が高まると考えられます。

午前中の取引では、引き続きショート中心の戦略を堅持し、高値圏での売りを徹底する方針で臨みます。全てのシグナルが明確な上昇を示すまでは、ロングはリスクが高いです。年末が近づき、各方面は決算を良く見せるために大量の資金を市場に注入し、価格を押し上げる可能性もありますが、大多数の方にはトレンドフォローが最も安全な方法だと考えます。

ビットコインは90,000～90,500の範囲でショート、目標は89,000付近
イーサリアムは3,050～3,080の範囲でショート、目標は3,000付近

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