昨夜のこの急落は来るのも早ければ去るのも早かった。BTCは一時88,000ドルを割り、ETHはなんと2,900ドルにタッチした。しかし市場は強く、ほどなくして反発した。興味深いのは、多くのオンチェーンの大口投資家がこれを“安値拾い”のチャンスと捉え、大量に買い漁り始めたことだ。

買い漁りといえば、あの「謎の大口」も再び動いた。昨年10月の関税ショックを覚えているだろうか？あの時、彼は事前にポジションを手仕舞いして2億ドルの利益を得た人物だ。今回はETHに目を付け、昨夜から猛烈にポジションを積み上げている。

現在、彼は54,514.74ETHを保有し、平均取得価格は3,048.56ドル、総額は約1億7,000万ドルに達し、含み益は420万ドルとなっている。ポジションは決して小さくないが、7,400万ドルの証拠金があるため、レバレッジ管理は非常に安定しており、清算価格は1,801.48ドルに設定されている——この水準ならほぼ安心と言えるだろう。

一方、黄立成の最近の取引はかなり刺激的だ。この「ブル戦士」は昨夜7,500ETHのロングポジションが強制清算されたばかりだが、その直後に再び市場へ戻ってきた。現在は4,550ETHを保有しており、その名目価値は1,400万ドルを超える。

しかし、彼の戦い方は非常にリスキーだ——口座の証拠金はわずか64万ドルで、実質22倍のレバレッジをかけて勝負している。このやり方では、ちょっとした値動きで再びロスカットされかねない。市場にはいつも高レバレッジで大きなリターンを狙う人がいるが、リスクとリターンは常に表裏一体だ。