もうすぐ2026年になろうとしているのに、まだ理財(資産運用)プラットフォームが破綻し、しかも今だに理財商品に投資して元本を失う人がいる。



ここ数日、多くの投資家が全国各地から杭州の浙江金融資産取引センターに集まっている。彼らが購入した理財商品の利回りは4~5%だが、破綻してしまった。

以前破綻したP2Pは高利回り・高リターンを謳い文句にしていたが、今回破綻した浙金センターの商品は利回りが非常に低く、わずか4%しかない。

多くの人は「この利回りなら安全だろうし、国有資本の後ろ盾もある」と思っていた。

しかし思いもよらず、これも資金プール型の仕組みで、根本的な資産内容は外部から全く分からない。自分のお金がどこに投資されたのか、どうやって損したのかすら分からない。

ある商品の債務者は祥源系の会社で、保証人も同じく祥源系の会社。自分で自分に保証をつけているようなものだ。根本的な資産は不動産で、今や家が売れず、資産価値が目減りし、破綻は必然だった。

だが多くの投資家はこうした根本的な部分を全く知らず、4%の利回りだけを見て、結局元本すら回収できなくなってしまった。

「あなたは他人の利息を狙い、他人はあなたの元本を狙う」――以前はこの言葉はP2Pに当てはまっていたが、その後は信託商品、そして今では低金利の理財にも当てはまるようになった。

元中国人民銀行総裁の周小川氏は5年前にこう言った――「10年後、3%の理財商品を買うのは自動車のナンバープレートを抽選で当てるくらい難しくなるだろう!」

初めて聞いたときは意味が分からなかったが、今聞くとまさに自分がその渦中にいると実感する。
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