日本円は162.27まで下落、1986年以来の最弱水準、金利差がキャリートレード圧力を煽る。

2023年6月30日、日本円は1ドル162.27円まで下落し、1986年以来の対ドルでの最弱水準となった。この下落は、日銀が政策金利を0.75%に据え置く一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の目標金利が3.50%~3.75%であるという、根強い金利差を反映している。このスプレッドは、投資家に円で安く借り入れ、より高利回りのドル建て資産に投資するインセンティブを与え、着実に円を圧迫している。

日本は4月下旬から5月下旬にかけて、円防衛に過去最高の11.73兆円(約724億ドル)を費やしたが、その後さらに円安が進んだ。片山さつき財務相は、東京が再び介入する用意があると表明し、政府は過度な為替変動に対して適切な措置を講じる準備ができていると述べた。しかし、トレーダーは金利差の構造的な性質を踏まえ、介入の効果に懐疑的な見方を示している。

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