メタの株価は金曜日に値上がりし、1週間で15%上昇した。2024年初め以来の最高の週間パフォーマンスで、投資家の期待が、CEOマーク・ザッカーバーグの人工知能(AI)戦略をめぐって高まっていることが背景だ。今回の上昇は今週の2つの主要なAI発表を受けて起きた。火曜日のMuse Imageのリリースと、木曜日のMuse Spark 1.1の発表である。これらの動きは、広告以外の収益源を多様化しながら、AIモデルでOpenAI、Anthropic、Googleと競争するためにメタが攻勢を強めていることを示している。
メタ、1週間で2つのAIモデルをリリース
Muse Sparkを導入してから3か月後、同社の最初の専有AIモデルであるMuse Sparkを発表したあと、メタは今週2つの重要な発表を行った。火曜日にメタは、画像を生成するための新しいAIモデルであるMuse Imageをリリースした。これは、クリエイターや広告主を同社の提供物に引き付ける取り組みの一環だ。木曜日には、エージェント型およびコーディングのワークロードの実行を目的としたMuse Spark 1.1を同社が公開した。こうした取り組みを推進しているのが、Alexandr Wang率いるMeta Superintelligence Labsだ。
メタ、カスタムAIチップの製造を前進
メタは、データセンター拡張計画の一部として3月に明らかにした自社開発のカスタムAIチップを進めている。ロイターによると、メタは次の年に14ギガワットの計算能力に到達することを目標に、コードネーム「Iris」の最初のチップの製造を9月に開始する見通しだ。バンク・オブ・アメリカのアナリストJustin Postは、同報道に続く形で次のように書いた。「メタは、キャパシティのコストをMWあたりで、当社や市場(Street)の想定を大きく下回る水準まで引き下げるために、重要なコスト削減を設計できた可能性がある。」
メタ株、年初来の損失を解消
最新の上昇で、株は年初来の損失を消し去り、現在は2%超の上昇となっている。とはいえ、NASDAQは13%上昇しており、まだその大きな遅れを取っている。
FAQ
メタの15%の週間株価上昇を引き起こしたのは何?
メタの株は今週の2つのAI発表を受けて上昇した。火曜日のMuse Imageのリリースと、木曜日のMuse Spark 1.1の発表に加え、自社のAIチップ開発に関する進捗報告があったことが背景だ。
メタのIris AIチップの製造開始はいつ?
メタは、データセンター拡張計画の一環として、コードネーム「Iris」の最初の専用AIチップの製造を9月に開始する見通しだ。