シンガポール金融管理局(MAS)の声明によると、中央銀行は7月27日(月)に、金利ではなく主要な政策手段であるシンガポールドルの名目実効為替レート・バンドの「アプリシエーション・スロープ(上昇傾斜)」を引き上げることで金融政策を引き締めた。これは、中東情勢を背景としたエネルギー価格の高止まりにより、今後のインフレ圧力が一段と強まることが見込まれるためである。なお、為替レート・バンドの幅と中心水準は据え置かれている。
MASは「外部の物価圧力は今後も続き、国内の消費者物価へより広範に波及していくことが見込まれる」と述べた。