香港から離れて数年ぶりにサウスチャイナ・モーニングポストを手に取りました。正直、これには驚きました。
ページをめくると、ほぼすべてのセクションに暗号通貨の特集がありました。後ろのページに埋もれているわけでもなく、目立つ場所に配置されています。ステーブルコインについても真剣に取り上げられ、デジタル資産が一部の技術趣味ではなく、正当な金融ニュースとして扱われているのがわかります。
私を驚かせたのは、そのトーンです。ほとんど建設的で、規制の枠組みに関する分析記事やインフラ整備の議論、市場の成熟度を示す指標など、前向きな内容が多いことです。数年前の懐疑的な見方からの変化を感じます。
伝統的なメディアがこれほどオープンに暗号通貨の話題を取り上げるのは、注目に値するサインです。主流の承認は一夜にして得られるものではありませんが、何十年も信用を築いてきたメディアがデジタル通貨に本格的に焦点を当て始めているのは、何か大きな動きが表面下で進んでいる証拠です。
レガシーメディアが積極的に暗号通貨を取り上げる時代になったのは、業界にとって興味深い時期です。
原文表示