Il Sole 24 Oreによると、ECB理事会メンバーのファビオ・パネッタ氏は7月15日、インフレ率が2027年初めまで3%を上回る水準で推移すると見通した。ローマで開催されたイタリア銀行家協会の年次会議で、パネッタ氏は、ECBは政策判断にあたりエネルギー市場、賃金の動向、物価の推移を慎重に評価するとしたうえで、安定したインフレ期待を目標に据えつつ、二次的な影響を抑える方針だと述べた。
パネッタ氏は、世界経済は相反する圧力を抱えながら進んでいると強調した。中東の紛争によりエネルギー価格が押し上げられ、サプライチェーンに懸念が生じている一方で、人工知能の拡大が投資、技術貿易、消費支出を後押ししている。